青春偶像劇 誰もがみんな何かに囚われている

登場人物が物凄く多いにも関わらず、バックボーンや思いが如実に描かれていて、みんなの心が入ってくるようです。

あまりにも特殊な青春模様。まるでゲームでもしているかのよう。

それもそのはず、誰もが自分の思い通りに事を運ぼうとするのなら、人との交流、それはゲームか戦争か。

恋だって、そう。

泥臭く青臭いのに大人びていて、微妙な年頃の男女がそれぞれに動き回る姿は、まるで切り取られた舞台演劇のよう。

何故か私には、誰しもが見えない鳥籠にでも囚われているかのような閉塞感も感じました。

心という器に囚われて、自分勝手なようで繊細。

踊り踊る青春で際立つ光。

それは

ヒーロー。

その他のおすすめレビュー

遠藤孝祐さんの他のおすすめレビュー237