上から読んでも、下から読んでもトイレはトイレ
トイレって、いつ行っても文句言わずに自分の仕事をこなしますよね。そんな時は言ってあげてください。
「よ! 勤勉便器よ」
(よ きんべんべんきよ)
冬。温水便座じゃないと、座った時、「冷たい!」と思う時がありますよね。凍えるような寒さは痛さすらも感じます。あぁ、急いで座ったのが良くなかったのね……。そんな時の言葉です。
「ケツ痛いの。冷凍トイレの痛いツケ」
(けついたいの。れいとうといれのいたいつけ)
医大に相談するべきか迷ったぐらい奥さんのモノが大きかったのでしょうね。でも冷静になったのでしょう。
「妻もでかい大。医大か? でも待つ」
(つまもでかいだい。いだいか、でもまつ)
尿検査。診断結果に関わらず、検査した病院にお礼してくださいね。それから男子トイレにも。
「お礼と診断、男子トイレを」
(おれいとしんだん、だんしといれを)
便所飯っていうんですか。トイレの個室でご飯を食べること。でもママさん、急いでいたんでしょうね。これじゃあ、ちょっと食べられません。
「女子ママなう。トイレを閉めた。イタ飯を冷凍なまま所持」
(じょしままなう。といれをしめた。いためしをれいとうなまましょじ)
それではまた!
トイレで読む、トイレのためのトイレ小説 雹月あさみ @ytsugawa
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