恐ろしき怪異の幻覚が見える少女と、怪異を恐れず、恐怖を求める先輩。そんな彼女たちが最期に見た怪異は、物置の中の箱にある赤子の死体だった。そしてそこから降りかかる悲劇。本当に恐ろしいのは、生きた…続きを読む
それは本当に幻覚なのかそれとも幽霊なのかあるいは………。この作品のテーマは「恐怖」かもしれないけれど、個人的な感想としては、「家族」だと思います。読み終わった後、不思議と切なく胸を締め付…続きを読む
人が夜に身近に感じる恐怖というものに対して真摯に向き合った作品です。物語は恐ろしくて、でもどこか優しくて、続きを見るのが少し怖いのに、気がつけば次へ次へと見てしまう、そんな惹き付けられる作品です。
全て終わったあとのラストシーンはちょっと切なくて、しかし不安がまとわりつきながらも魅力的だった世界が暗い森を抜けたような開放感。途中何故か涙ぐんでしまった。
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