スリー・コンテナ・ゲーム

スペシャル・フォース

「概要」

・某超大国の正規軍

・優勝候補筆頭、最大予算最大規模最大戦力と目されている。

・かませ犬くさい。

「フラッグ」

・キャプテン、本名抹消済み。

黒髪黒目の白人。がっしりとした肉体にいくつもの弾痕と火傷の痕。短い髪で軍人と見て取れる。

見た目通り優秀な軍人であるが、彼がなぜ選ばれたのかはトップシークレット。ただし永遠の命は国益に繋がるとは認識されている。

「コンテナ1」

・ギガース

列車状の姿から折りたたみ、立ち上がるキャタピラ二足歩行ロボ。全長12メートル。人間っぽい形になる。上部パネルが展開し太陽光発電を行うため電力はほぼ無限。ただし瞬間的電圧は限りがある。機動力は低いが装甲は随一。カメラ及びセンサーは各所に設置されてある。

コンピュータ制御ではあるが中央コックピットが必要。二人乗りだが一人でも動かせる。出入りは可能だが面倒。

レーザー、頭部から出される射程2キロの高質力レーザー光線。無音無反動での射撃、飛来するミサイルを焼き落とす。人体どころか戦車もやれるが連続照射は持たない。塵が燃えて赤く発光してるがレーザー自体は無色。

パワーアーム、両腕のペンチ。コンテナ輸送、破壊、接近戦の主力武器。

装甲は戦車並みだが、それでも万全ではなく、砲撃について失念しているため、空のコンテナを盾とするも、出鼻を挫かれる。

・パイロット2名

ギガース専門で、戦闘員ではなく、戦車も無理。車がせいぜい。

基本密閉された中での戦闘なので火器の持ち込みは事故のリスクしかない。

兵站は三日分、食物繊維控えめでカフェイン多め。トイレは内蔵式で出る必要はない。が、密閉されてるわけではないので毒ガスは効く。

「コンテナ2」

・パワードアーマー タイプスプーン 12セット

全体的に丸みを帯びた宇宙服、12セットそれぞれ色が違う。

背中と足の裏、肘にジェットノズルが付いていて、短時間の飛行、加速、それを乗せた一撃必殺の白兵戦がメイン。

高い耐久力、宇宙空間でも活動可能な密閉性、生存能力はピカイチ。

燃費と搭乗者の体力の問題で、連続起動は5時間が限度とされてるが、ゲームフィールドの果てまで行って戦闘して帰ってくるにはそれで十分と計算されてる。

火器は自爆要因でしかないのでなし。専用のハルバードを持ち込んでいるが、何よりも自身が弾丸となって体当たりする。

・キャプテン専用パワードアーマー

赤、青、白、それに星の特別カラー、それと防火マント以外は他とほぼ同じだが、頭部に通信用アンテナを装着し、他への命令機能が付いている。

専用アックス、刃の反対側にジェットノズルが、握ると一度限りの加速が可能。切り札。

・メンテナンスセット、補給やパイロットの休養も含め定期的にメンテが必要。全部合わせれば2セットは組み上げられる。

・パイロット20名 メカニック11名

予備も含めての人数、一応軍人としての訓練も施されており、アサルトライフル、ハンドガン、スコップ、それと各種工具での武装及び戦闘が可能。

兵站は二週間分、それぞれ靴箱のような箱に入っていて、味のバリエーションも豊富、ベジタリアンメニューまである。

「コンテナ3」

・モノリスシリーズ、23体

筋肉質でのっぺりとした人の体に真っ黒なビニールを貼り付けたような姿、顔には赤い単眼だけがある。その上にロングコートやズボンなどを着ている。

脳と神経、内蔵の一部を除いてサイボーグとなった特別部隊。

人のできることを人以上に、がコンセプトであり、通常装備も身につけている。

装備は専用大口径大火力アンチマテリアルアサルトライフル、専用バズーカ、ガトリングガン、片手撃ち榴弾砲、タワーシールド、ハンドアックスなど。常人には持ち上げるのも困難なのを片手で振るう。

内蔵ギミックは様々、それなしでも全ての能力が人を超えている。

サイレントワールド、胸部に装備、高周波で周囲最大20m以内の音をかき消し静かにする。

フラッシュバック、両腕外側に装備、一度きりの閃光装甲、カメラはもちろん、肉眼で見れば失明する。

スティンガーフィンガー、左腕先を取り替える、人差し指の爪先より毒針、さらに発射しワイヤーで回収、暗殺用。

アーセナルストマック、腹部に装備、正確には何も装備してない状態、空間に予備弾薬などを携帯できる。

・メンテナンスセット 二週間分

食事や水分補給のための一式。完全な修理は共食いしなければ無理。

・ターレット 6セット

近寄るものをオートで銃撃する自動固定砲台のガトリングガン

ギガース、モノリスシリーズと合わせての拠点防衛の要。弾数は多いが耐久力はそこまでない。