リゼット・ファミリー
「概要」
・魔法と魔術に長じた一族。
・ルールブレイカーその一
・ラスボス予定
「フラッグ」
・ムロー、本名不明
深いシワ、鋭い眼光、灰色の髪の初老の男。鍛えられた体には生気が満ち、老いてなおのナイスガイ。ただし横一文字に結ばれた口や険しい目つきから怖い。
魔術師の家に長男として産まれながら才能のない家の恥。本来なら不老不死など自力でもなんとかなるのだが、無理なので参加した。
それでも人の世界ではセレブとして成功しており、時代遅れな家を経済的に守っている。
「コンテナ1」
・粘土手のタタククのコピー、本名不明
赤い髪、大きな鼻に細い体、着ているのはエプロン。
魔術師の家の三男、土人形の魔術師で、己の複製を作り続けることで不老不死となる。参加してるのはそのコピーの一体。体内のパワーストーンが動力源で、ここでの補充はできない。
現地にてその場で土をこねて髪を入れ、コアを埋め込むことで動く、ゴーレムを量産する。魔力的に独立しているため外部との繋がりはない。
膨大な数の宝石を条件に参加している。
職人であり芸術家、美の追求以外に興味はなく、ただ黙々と作業するのみ。
・人形工房、ヘラや彫刻刀だけでなく、簡易ようの押し型や、インスピレーション用の本類もある。
・コア、魔力を込めた宝石、安物のガラスや人工物など、物質としての価値は低い。ただし魔力の総量はやはり高く、見る人が見れば価値は千倍にも跳ね上がる。
・アイアンゴーレム 8体
首の埋まった巨体の人型、手足は太く、胸のあたり赤いコアが出ている。
土木作業専用で、攻撃手段は肉弾戦のみ。ただしパワー、タフネス、防御力は鋼鉄そのもの。動く盾でもある。
・ソイルゴーレム
2メートルほどの人の形をしたゴーレム。量産。顔からは魔方陣を彫られたガラスの安物コアが露出しており、ここで見聞きし、動力源としている。弱点でもある。
髪を通して情報をタタククへ送り続けている。
・トーチカゴーレム
フィールドで作られた即席ゴーレム。
コンテナを肩の骨とし、内蔵する巨大ゴーレム。首のない巨人の姿をしている。
頭蓋骨をかたどった水晶のコアをヘソのあたりに仕込んでいる。
這いずるように移動し、コンクリートを砕いて吸収し、より巨大に、強固に育つ。最終的に城となることを目的とした最終兵器。
「コンテナ2」
・スカルホース7頭
骨の馬、頭蓋骨の裏側の裏側に魔方陣がある。
鞍、鎧、手綱など乗馬用。
魔方陣が無事である限り不死身で無限のスタミナ、恐怖を知らない、などを除く身体能力は一般の馬と同程度。ただし体が軽いため吹っ飛ばされやすい。
・ワイトナイト6体
黒色のフルプレートアーマーを着たアンデット。中身は筋肉質、魔方陣は心臓に。加えて骨の移植によりより強固のなっている。
武装は毒矢のボーガン、ハルバード、松明など。
他のスケルトンとは一線を超える手間暇をかけたアンデット、身体能力、知能も技術も人を超え、加えて不死身で逆らわない。
シシディの護衛で常に付き添い、時に狩の獲物を見つけて追い立てる。
・屍遊びのシシディ、本名不明
黒い髪に白い肌に腕と背中につながった黒の刺青、蛇のような眼差しの美女。人骨を組み上げた鎧を着ており、いざという時は分離して二対のスケルトンとなる。
魔術師の家の次女、死霊術を用いる。己の魂を抜いて別の場所に封じてあり、そちらが害されない限り不老不死ではあるが、もはや人ではない。魔術的にはつながっていてルール違反ではあるが、それの証明ができない限り違反とはされてない。
生者に触れることで命を吸い上げ、逆に死者には魔方陣を刻み、そこを通して命を戻すことでアンデットとして使役する。
ソーンランス、長く荊の巻き付いた槍、毒を染み込ませていて、引っ掛かれるだけでも痛みと腫れ、高熱に苦しまされる。命には関わらない。
サディストで殺人鬼で戦闘狂、身体能力も高く、不死に加えて再生能力も高い。ただしダメージに応じて再生に必要な時間も伸びる。
・みっちり人骨、合わせて400人分
スケルトン
改造済み、頭蓋骨か骨盤の魔方陣がある限り自動修復する。
体が軽く、その分パワーもない。それ以外は人並みにあり、スタミナは無尽蔵。
武装は細身のナイフを二刀流。
・ヘカトンケイルの杖
骨の杖。スケルトン100体分の骨を集めて巨大なヘカトンケイルを作るための核。折られるとヘカトンケイルも朽ちる。
「コンテナ3」
・ムロー
伝統的鎧甲冑、魔法や矢には防御力が優れているが、銃火器は想定に入ってない。
武装は盾と剣、伝統的で強度はある。火気類は恥とし、装備を許されてない。
・サーヴァント-クロウ59羽
使い魔術式を施したカラス
基本能力はカラスと同じだが、ムローとリンクしているため、生きた偵察ドローンとして情報収集を行う。
生き物なので餌が必要で、死肉に集まる。
・サーヴァント-コヨーテ43匹
使い魔術式を施したコヨーテ
二つの群れで行動し、死肉をくらい、はぐれたものから囲って食う。
だが本質はその黒い血にあり、呪詛と細菌兵器の二重感染による地域汚染が狙い。呪詛が強すぎるため、科学的治療にはめっぽう強いが、魔術的治療だと簡単に治せる。これはフラッグへの安全策とその実力の限界からなる。
・サーヴァント-ヒューマン 20人
黒いローブにすっぽりと包まれている。中は顔色の悪い一般人、魔術について知りすぎた人間の成れの果て。口封じの代わりに有効利用されている。
無知で抵抗がないことをいいことに、洗脳と強化の魔法を施され、生きた人形とかしている。タフで、動きに無駄が少ないため、一週間は不眠不休で動き続ける。
『影歩』の魔法がローブにかかっており、影の中にいると姿が同化し、視認しにくくなる。さらに繋がった影の中でならそこを渡ることも可能で、暗殺者として散らばっている。
武装は呪いのナイフ、触れた人間の思考を弱らせる。本人は思考がないため問題ない。
・サーヴァント-ホース二頭
由緒正しい血統書付きの名馬二頭。遠隔操作と身体強化以外は馬でしかない。
引いている馬車は豪勢でごちゃごちゃした外観と違い、魔法陣によりかなり丈夫。
中の兵站はムロー一人分で10日分を、こればかりは最新のレーションを持ち込んでいる。
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