よろしくお願いいたします
恋人たちの甘いささやきが聞こえてきます。あれ? でも……これは?セリフだけのストーリー。ほら、空想の翼を広げてごらんって、作者様の粋な謎かけに挑戦してみませんか?
いやあ、まさか、まさかの想像力しか、私が持ち得ていないことが分かりました。心理学の壺だの妊婦さん用の抱き枕だの……。他は、もっとありきたりで、恥ずかしいです。しかし、これを読めば!恋…続きを読む
挑戦的で実験的な本作。妄想が捗りますね。小説はビジュアルがない分、こうして読者が妄想する『遊び』の空間が実はすごく大事なんですよね。その意識を再確認させて頂けた素晴らしい作品です。
わずか360文字弱の、会話のみのお話です。でも、とても深いのです。読み手によって様々な解釈ができる、言ってみればポエムのような構成が上手いですね。さらに、セリフが粋なのです。さりげない言葉だ…続きを読む
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