概要
季節は春から夏へ―そして、その想いは秋に続く……―――
体育祭の熱気冷めやまぬ『山城学園』。
その学園の2年生である永山秀和は、体育祭実行委員の最後の仕事として、今年度に行った作業やプログラムなどの資料をファイルにしまう作業をしていた。
そんな彼のことを近くで見守っているのは、クラスメイトで同じ実行委員に所属している片倉安杏。今日も何一つ手伝うことなく笑顔で秀和の作業を見ているだけ。
そんな日々が、今日で終わってしまうのかと、秀和は少しだけがっかりした。
しかし、そんな日々を送れるチャンスが、秀和の前に現れる。
「イノセンス同好会に入部してみない?」
チラシを配っているのは、学園一の秀才・不知火奈保。
そんな彼女から受け取ったチラシには、こう記されていた
『あなたのイノセンス、夏色に染め上げてみませんか?』
同好会に興味がない秀和は、そ
その学園の2年生である永山秀和は、体育祭実行委員の最後の仕事として、今年度に行った作業やプログラムなどの資料をファイルにしまう作業をしていた。
そんな彼のことを近くで見守っているのは、クラスメイトで同じ実行委員に所属している片倉安杏。今日も何一つ手伝うことなく笑顔で秀和の作業を見ているだけ。
そんな日々が、今日で終わってしまうのかと、秀和は少しだけがっかりした。
しかし、そんな日々を送れるチャンスが、秀和の前に現れる。
「イノセンス同好会に入部してみない?」
チラシを配っているのは、学園一の秀才・不知火奈保。
そんな彼女から受け取ったチラシには、こう記されていた
『あなたのイノセンス、夏色に染め上げてみませんか?』
同好会に興味がない秀和は、そ
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?