夜に読みたい。黒猫ムギさんと行く、物語の小旅行。

主人公の僕と黒猫のムギさんが、機関車に引かれた喫茶店に乗り、日帰りでさまざまな場所を旅していく物語。

喫茶店は本棚があるブック・カフェで、本をめくる音が静かに響いてくるような雰囲気に包まれています。また、コーヒーの匂いや美味しそうな料理の香りも漂ってきそうで、素敵な空間の中で物語が進んでいきます。

「まったく君って奴は」が口癖のムギさんと純朴な僕の会話が面白く、ゆったりと力を抜いて楽しめました。
それぞれの話は一話完結で、笑える話や不思議な話、深い話や泣ける話などさまざま。個性的なキャラクターもたくさん登場します。時には、世界の見方がちょっぴり変わることも?

一日の終わりにそっとページをめくって浸りたい物語。
ぜひ、ムギさんと僕と一緒に、物語の旅を楽しんでみてください!

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