不穏な空気がヤバイ。もう。オーバーテクノロジーダウン後の世界は、ほんと困った世界だ。そして、現実ってこういうもの。いい!
現代文明が、コンピューターの暴走により滅びた未来社会が舞台の、SF短編小説。決して後味の良い話ではありませんが、だからこそ、ぐっとくるものがありました。
まず、タイトルがめちゃくちゃカッコイイです! タイトルを重要視している僕としては、まずこの時点でテンションが上がってます。内容は――『オーバーテクノロージーダウン』と呼ばれる未曽有の危機のその後…続きを読む
外の世界には希望があると信じて発展を失った島から逃げ出したツナグたち。しかし、外の世界で待ち受けていたのは――!?灯台に導かれてやってきた彼らが「歓迎の館」で過ごす短い間の出来事を描いている作品で…続きを読む
不穏な空気感で始まり、その不穏さは読み進めていくにつれ不安となり、恐怖となる。そしてその恐怖が頂点に達したとき、まるでジェットコースターのレールがパッとなくなったかのように放り出される、得も言われぬ…続きを読む
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