短編にも関わらず、この壮大な世界観の広がりは何なのでしょうか。これぞSF!といった読後感。すばらしい作品でした。
黒澤伊織です。旧ペンネームは山野ねこ。出版するときに、なんか作品とそぐわない名前だったので、重めの名前に変えました。 作風としては、社会派の小説が多いです。…
確かに練り込まれた筆致に浮き彫りにされる人間という存在が愚かで愛おしくなってくる。
他のレビューでも書かれていますが、作者様の文は1万字が2万字に感じられる濃密さなんですよね。それはきっと、この短い中にしっかり計算した構成が練られているからでしょう。主人公の独白と絶望的な世界と…続きを読む
にごたな作品のなかでも独自色が強く、レビューの難しい作品ですが、面白かったです。果たしてセイレーネたちの望んだ物とは......黙示録との関連性が示唆されていますが、蜂蜜酒といえば世界最古の酒で、…続きを読む
そしてなぜ人類は最初からああではなかったのか。この結末に主人公の父親も、そして父なる神もきっと満足してくれるはずです。
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