概要
夜中に迷い猫を拾っても、感謝されるとは限らない。
ある冷たい雨の夜、北条真は一匹の迷い猫を拾った。自宅に連れ帰った途端に熱を出した猫を看病しようと思うものの、どうしたらよいのか分からない。なぜなら迷い猫は死んだ娘の服が妙に似合う肢体の持ち主であったからだ。普通の病院に行くべきか、それとも動物病院のほうが良いのか。そもそも、病院であっているのか。混乱した北条は猫に手を伸ばす。そして、初めての精神融合が始まった。
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