そんなに小さな国なのに、こんな血で血を洗う相続問題をやっている場合なのか、と言いたくなるほどの描写がありますが(こんなにバンバン、あっちもこっちも全滅モードとは予想しませんでした)、うたい文句通りの…続きを読む
セフィーはアルビノとして生まれ、親からも充分な愛情を貰えずに育った美しい少年です。そのセフィーが。ひょんなことから男装の王シャムシャと出会い、国の王妃となるお話なのですが……。壮大な歴史物…続きを読む
蒼き太陽がさんざめく王国で、女王陛下は歴史を欺いた。 彼女がたったひとり娶った妃は、ましろくうつくしい少年だった―― そんな物語において丁寧に辿られるのは、少年と少女のぎこちなくてつたない恋…続きを読む
蒼と白が混じりあう。衣服、匂い、揺れる金銀の装飾、油灯の影を追いかけずにはいられない。瞼を閉じれば色とりどりの灯篭が無限に広がるような。毎日読まずにはいられない。それほど、この作品の虜になってた。…続きを読む
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