部活と言う日常。魔法と言う非日常。

 言うなれば、日常という膜がペロリとめくれて、そこに魔法絡みの事件が顔をのぞかせるような、不思議な物語。
 失踪した部員は主人公と特別な関係にあり、失踪させた犯人もこの部員に特別な感情を抱いていた。そこで起きた事件。
 季節外れの花が毎日のように捧げられる時、その事件の深層が見えてくる。