おまけ アセスメント(抜粋)

○家族構成:

4人姉妹で末の妹が近所に住んでいる。


ご本人:大葉 ゆかり (74)

若い頃は共働きで家庭を支えてきた。二年前に夫と死別。

離婚して戻ってきた娘と同居中。


ご本人の妹:蘇原 佐紀 (52)

父親の後妻の連れ子で、歳が離れているが同じ「妹」同士だったので仲がよかったという。


ご本人の娘:大葉 あおい (43)

一旦は嫁に行ったが離婚を機に戻ってきた。

仕事が忙しく、あまり家に帰れない。


ご本人の甥(主人公):蘇原 始 (21)

文系大学の三年生。

ご本人家族とは小さい頃から交流があった。

介護に協力的。



○主な疾病、障害

認知症:

1年前にアルツハイマー型認知症と診断されている。

便秘薬の減りが異様に早いことに気付いた娘が専門医に受診したことがきっかけ。


疾病:

大きな病気は特になし。

便秘気味なので市販の便秘薬を服用していた。


○主訴、意向

娘は仕事の都合上自宅にあまり帰れないので一人にしておくのは不安。

施設は不安なので自宅で生活して欲しい。


○方針

家族や近隣の協力があれば在宅生活が充分可能。

認知症の進行に対応した細やかなケアを行っていく。


○サービス利用の内容

福祉機器貸与にて汎用介護ロボットを導入。

見守り、介助、支援経過のモニタリングを一括して行う。


介護ロボットを主軸に、娘、甥、医師、介護ロボットオペレータ、ケアマネが連携をとり支援にあたる。

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機械仕掛けのラポール 拾捨 ふぐり金玉太郎 @jusha

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