彼女と一緒に歩きたい。そんなボクの小さな願い。途中から『ボク』が『僕』になったことに、 理由があるのかな、と思いながら読むと後に理由がわかります。最後は、ちょっぴり切なくもほっこりと心あたまる作品♪江ノ島を訪れたら、私も願い事をしてみたいと思います☆
物語に出てくるちょっとした違和感が見事に伏線になっています。騁碧亭、思わずググってしまいましたがすごいですねえ。
主人公が思いを綴る話です。設定がいいですね!青い海を舞台に主人公が密かに思いを告げていく。幻想的なドラマだからこそ、最後のオチも納得です!読後感が非常にいい話でした!次の話にも期待して星三つ送らせて頂きます。
かわいいボクの小さな恋。 ボクが一緒に散歩する風景をしっかり目に焼きつけるように、読者も江の島の風景を体験するでしょう。 ファンタジックストーリーにほっこりしました。
行ったことがない土地なのに、情景が浮かぶ。きっと本当に出向いたら、初めての場所なのにどこか懐かしく思える。この作品を読んで、街コンの意味ってこういうことじゃないか!!と思いました。
江の島の風景とささやかな幸せがとても合っていて、ほのぼのさせてくれます。切ないけど心温まる作品です(^_^)
小説は文字だけの勝負。色々と想像したり、させたりするのが小説の魅力で、このお話は、読んでいるだけで江ノ島にある「音」が聞こえてくるような気がしました。読者に想像させることが上手く、また作者様の江ノ島に対する純粋な愛情も感じました。そんな描写が、少し寂しい物語をさらに魅力的にしているのだと思います。
短いストーリーの中に、観光名所だけでなく土地の雰囲気が鮮やかに描写されています。この作者の物語は、他の作品でもそうですが、文章がもたらす雰囲気がとても柔らかいのです。さらに今回はちょっと心温まるショートストーリーがうまく練りこんであり、かわいい主人公とともにゆっくりと、ちょっと低い視点で江の島の観光ができます。短編とともに短い旅行を楽しんでください!
また、逢えるよ。そう言ってあげたい。無垢な想いは、なによりも尊く清い。寂しいような…暖かい話。
江ノ島を舞台にした「街コン」参加作品。街の名所を紹介しながら、ファンタジックな物語となっております。ボクが僕に変わり街を巡るのですが、描写がとても上手いですね。映像を浮かべながら読み進むことかできました。最終シーンでは思いもかけない展開が用意されており、物語としての面白さもしっかり味わうことができます。龍神さまの粋な計らい。これも「あっ、そうか」と納得。江ノ島に立ち寄ったら、ボクに会いにいかなきゃ。
正統派、王道…もう童話のようなファンタジーですよ(*´ω`*)
一日限りの“ボク”の願い。龍神さまは、叶えてくれはしたものの……江の島を舞台にした、心温まるファンタジー。可愛い“ボク”の小さな恋に、思わずエールを送りたくなる。切なくってキュンとする、とびっきり可愛い物語です♡
猫が人間に恋したですって?別に驚くことじゃありません。江の島では。だって、これだけ猫がいるんですもん。中には「化け猫」ならぬ「猫化け」もいます。ただ、誤算だったのは彼女も化けられること。もうすぐ、誰かの彼女になっちゃいます。人生(猫生?)山あり谷ありです。江の島の猫は「日々是修行」ですから。なぜって?それは……もともと僧侶が修行する島だったんです。江の島は。猫に幸あれ!