山寺は何度も行っておりまして、情景を思い出しつつスラリスラリとお話を読むことができました。石段の数、初めて知ることができました。何度も行ってるはずなのに、この作品のおかげで新しい山寺の一面と、素敵な理系女子のお話が見れて良かったです!
短い中にもぎっしり詰まった内容です。 四角四面な彼女と、距離を縮めたい彼。二人を隔てているものは――――? あと、山形県内の観光地の玉こんにゃくはデフォルトです。そこを押さえてもらっただけで山形出身の私としては ☆3つ以上あげたいです。 ほぼ0カロリーで整腸作用も高く、なにより食べでがあり(以下略
軽快な語り口かと思いきや「すこだま」と方言を入れてくるとは、いやはや、恐れ入りました。いじらしく可愛い彼女も魅力的で、これぞエンターテイメント!という仕上がりです。山寺を登るのはとても大変ですが、文中にある通り、登り終えた後の達成感は何物にも代えがたいものです。読了後に自分の経験を思い出して懐かしい気持ちになりました。そうそう、東北の男には「しっかりものだけど実は甘えん坊」な嫁がぴったりですね!
ギャップ萌えというのはこのことではないのかと思わせるヒロインの可愛さにぼくがやられました。もちろん、彼女を愛するヒーローも純朴で憎めず、好感が持てる二人の話が短編では勿体ないくらいに思えました。景色を撮って彼女を撮って、また景色を撮って彼女を撮ってするヒーローの姿も実にリアル。山寺デートをしてみたい気持ちにさせられました。彼女は何を数えていたのかを考えるのも楽しい作品でした。とにかく、ヒロイン可愛かったです。
さすが、秀才ミカちゃんですね。計算してのことじゃないでしょうが、こんなことやられた日にゃあ、男はイチコロですね!そして、尻に敷かれるセージくんwでも、しあわせだなぁ、きっと!
山寺は小生にとって特別な場所です。やっぱり山寺は秋ですね。今度万歩計をつけてのぼるのも、良いかもしれない。そんな風に思わせてくれる物語でした。ちなみに小生は山寺の冬も好きです。
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