野球のプレイと、家族の絆を見事に絡めた、心あたたまる短編小説です。描写力、文章はすばらしく、野球シーンの絵もありありと浮かんできます。とりあえず、野球のルールを知っている人なら、読んでおいて損はない!
黒澤伊織です。旧ペンネームは山野ねこ。出版するときに、なんか作品とそぐわない名前だったので、重めの名前に変えました。 作風としては、社会派の小説が多いです。…
思わす笑ってしまうほどだけど、家族の役割や繋がりを巧く野球に例えてくる意外性が面白いなー素晴らしいです♪( ´▽`)
小説前半と後半のシチュエーションがガラッと変わるので、どうつながるのかな?と思いましたが、最後の一行で納得しました。それにしても家族って、やっぱりいいですね。
一番、似たくない部分が似るもので…。お後がよろしいようで。ラストまで、なんなんだコレは?と思ってしまった。どうなるんだ?とかではない。何なんだコレは?だ。
家族で野球選手を目指す話は世の中にもたくさんあるのでしょう。意外な展開がありそうで楽しみな小説です。
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