幻界血風譚

作者 白山基史

強大な謀略と暴力の嶺に華よ凛と咲け

  • ★★★ Excellent!!!

「異世界転生」のファンタジーと聞くと、皆様は如何に思われるだろうか。
トラックに轢かれて即☆転☆生
ダメダメだった主人公が異世界で大剣片手に無双しちゃうぞ!…こんな感じか。

此処にそんな世界は存在しない。
理は力、未来は強者の手でのみ開かれる。

本作は「本棚」であり、1話は「本」だ。
読者である我々は1冊ずつ棚から抜き出しては読み進め、息を飲む事となる。
緻密な設定と説明。作者の構想技術と執筆技術が、理論を以て我々の脳を砕きに来る。完成された話の連続が”異世界”を構築する。

ゴミ箱から墓場まで。塵を喰らう主人公、迷い込んだ少女は邂逅を果たす。

世界すら穿ち得る強大な謀略と暴力が支配する残酷な世界で、蒼刃の光に臨め———

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★★★ Excellent!!!

最近流行りの、異世界転生したら、俺(私)最強!みたいなチートではなく、子供の頃、ファンタジー小説を読んでドキドキワクワクした気持ちを思い出させてくれる、素晴らしい作品です。遠い世界の物語なのに、お話… 続きを読む

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