そのやさしさが、うどんの味に染み入っている物語。コンパクトにそれをまとめ、かつ 「うどんを食べたい」気にさせる作者の力量に敬服。(私は、夕食を済ませて腹いっぱいだったのに)
とりあえず読み専でいこうかと思います。
上京、あるいは日々の忙しさで故郷のことを忘れてしまっている人に読んでもらいたい、そんな作品でした。
読んでいて涙がほろり。反抗期ってありますから地元が嫌になる時はあります。本人が嫌になっても地元は変わらない愛で包んでくれるんですよね。それが地元の良さであり、肉親の愛情なんですね。そんな血の通っ…続きを読む
大半を地元がいかに嫌いかということを占めているのに、伝わってくる郷土愛。どんなに嫌っていても、故郷は故郷なんだあ。うどんが食べたくなった。
私も同郷(四国)です。私の実家の町も、ザ・田舎です。でも、私は田舎に生まれて良かったと思っています。人それぞれ性格や価値観が違うので、飽くまでも私の場合はですが。 個人的には、「四国…続きを読む
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