題材は性的趣向だが、それに限らず、様々なアイデンティティが溢れる社会の中で、各自がどう折り合いをつけていくのかを考えるきっかけになり得る作品ではないか。文体も読みやすく綺麗で、子供に読ませたいと思った。
前半のドロドロとした部分は読んでて結構辛かった。ホモというか、高校生でそれ?という感覚が強い。最期は爽やかに終わってよかった。
気づいたら泣いてました。胸がキュッと痛くなるような、読んでいる最中ずっと切なくて苦しかったです
淡々と進んでいく文章。休もうと思っても休めない。「これは読まされる」そう気付いた時には遅かった。同性愛に悩む主人公の再生のものがたり。「ふうん」と、さほど興味のなかったテーマのはずなのに、…続きを読む
作者の言葉を借りれば、結末はちょっと「ファンタジー」でも、現実化溢れる話です。ヘビーのテーマでも、鬱にならず、いい割合でギャグを挟む。そち系じゃない読者にも読み応えがあると思います。
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