概要
竜と天使の中世風ファンタジー
(旧題「カルテット」より改題しました。2022/03/03)
雷鳴の轟くトルレッキオ学院に、天使は降り立った。
千年に渡る四部族の戦いを終わらせるために。
しかし儚い同盟は、すぐにも破られるかに思われた。
停戦の人質として差し出された少年たちは、学院で天使と出会う。
「私の名はシュレー・ライラルだ。もう天使ではない」
果てしない戦いの中で、憎むことしか学ばなかった。
「四部族の和平のために、永遠の友情を誓ってほしい」
少年たちは天使から、小さな同盟を求められる。
「憎しみは捨ててくれ。君のその傷ついた心も全て」
殺し合う運命だったはずの君が、隣で歌を歌ってくれる。
「私はこの世界を終わらせるために来た、予言された滅びの子なんだ」
天使はきっと、世界を壊す。君と手を繋げ
雷鳴の轟くトルレッキオ学院に、天使は降り立った。
千年に渡る四部族の戦いを終わらせるために。
しかし儚い同盟は、すぐにも破られるかに思われた。
停戦の人質として差し出された少年たちは、学院で天使と出会う。
「私の名はシュレー・ライラルだ。もう天使ではない」
果てしない戦いの中で、憎むことしか学ばなかった。
「四部族の和平のために、永遠の友情を誓ってほしい」
少年たちは天使から、小さな同盟を求められる。
「憎しみは捨ててくれ。君のその傷ついた心も全て」
殺し合う運命だったはずの君が、隣で歌を歌ってくれる。
「私はこの世界を終わらせるために来た、予言された滅びの子なんだ」
天使はきっと、世界を壊す。君と手を繋げ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!エルフ族の少年たちの、友情と葛藤の物語
長く続いた激しい戦乱は、神聖神殿の大神官の命令によって終わりを告げられた。山・森・海・黒(砂漠)のエルフ四部族は、停戦の協定を結び、人質として王族の少年を差し出すことになった。
山エルフ族の学寮に、人質として集められた四人の少年たち。産まれも育った環境も、言葉も性格も異なる彼らが、互いに反発や葛藤を抱えながら成長し、友情を育んでいく物語です。
中世風異世界ファンタジー。神殿種(天使たち)とエルフ諸族の設定が興味深いです。
戦乱の中で育った少年たちは、それぞれに傷を負っている(或いは、隔離されて外の世界を知らされないでいる)のですが、その経験がまた凄まじいです。彼らの、かなり正面きった衝突が…続きを読む - ★★★ Excellent!!!カルテットがカクヨムで読めるとか望外の幸せ
ニヤけますな…読んでも読んでも終わらない幸せな日々が始まると思うと顔がついついでれでれと…幸せだw
追記:近況ノートから持ってきました。
このタイトルを聞いてゾクゾクしない女子ネット小説書きがいたら、てくてく側に歩いていって、哀れとも苦笑ともつかぬ優しい笑みを浮かべつつ、そっとURLをメモした紙をデスクトップに貼り付け、確信を持ったほほえみと共に無言で部屋を辞する、のが普通ではないでしょうか。
それぐらい、ある種の人々にとってこの名は「教養」ですらあり「社交」そのものであった。
内容については言及を避ける。読めば分かるし、読んで分からない人には絶対に分からない。泣ける物語ではないし、…続きを読む