チャーシューロミオとタマゴジュリエット

作者 タムラム

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★★ Very Good!!

いきなり凄いレトロなヤンキーの登場にえーっと引いて読んでいました。ネーミングセンスと繰り広げられる会話に作者の茶目っ気が隠されていますね。
ロミオとジュリエットの新しい形というには雰囲気は昭和です。最後までゴロゴロと押されていくのかと思えばグルメ来たー!です。ラーメン食べたくなります。
最後はあの方の粋な計らいで終演を迎えます。お腹減る事間違いなしです。

★★ Very Good!!

映研が熱い口上とともに視聴覚室で上映した映画、そんなノルタルジックな色彩を伴って語られる青春ラーメン活劇。
トッピングを巡るヤンキー男子と硬派な熱血男子。そこに少しアンニュイとスケバン風な色香を漂わせるヒロイン。まさに昭和の香りです。
最後はちゃんとハッピーエンドなのもグッドです。

★★ Very Good!!

ヤンキーもの。

ヤンキー同士の仁義なき戦い! ……なのだが、その原因はラーメンのトッピングによるもの。な、なんとも、しょぼいぞ! だが小説としてなかなかなクオリティなので、そのギャップに引き込まれました。これは一本取られましたね。

あと店主のファインプレーがいいですね。……というか、店主に全て持って行かれた感がありますけどね。面白かったです。

★★ Very Good!!

小っちゃい事に拘る高校生ら。
ラーメンが好きな彼が目指すは至高のトッピング!
チャーシュー派とタマゴ派の極上の戦い!
その果てに待つものは!?

そして喧嘩の手当てをしてくれた彼女は……。

小さくもどこか壮大で熱々な戦い&恋愛!
絶妙なバランスで面白く仕上がった作品でした!

★★★ Excellent!!!

真剣に、正座した姿勢を微動だにせず拝読いたしました。
読了後に全身の筋肉に力をこめていたことに気づき、大きな吐息とともに緊張をほぐします。

なんて熱いドラマだったんだろう……

題名に魅かれ、流し読みをしようとしていた自分はあわてて体勢を整えたのです。

この物語で語られているように、いまだに局地戦が頻繁に行われているのはご承知の通りです。もちろんラーメンの具材、に関してです。
その問題に、真正面から取り組んだ力作。これを読まずしてラーメンを語ってはいけません。

ラーメンという神に類する食材を、熱い視線で描いた渾身の物語、ぜひお読みください。

あっ、ちなみに私は極端な猫舌ですので、完璧に冷めるまで箸はつけません。

★★★ Excellent!!!

これは面白いです。

キャラクターも展開もコテコテのヤンキー抗争ですが、だからこそその根底にあるのがラーメンのトッピングだというアホらしさが際立ち、パロディ的な笑いを楽しめる作品でした。

コテコテキャラの中、唯一この設定だからこそのラーメン屋の店主キャラクター利いていて、特に終盤で抗争に大きな変化をもたらす行動には「なるほど!」と思ってしまうカタルシスがありました。

結ばれるはずのないロミオとジュリエットの話をヤンキー抗争にあてはめたところが、マフィアの抗争を背景にしたロミジュリ現代版映画『ロミオ+ジュリエット』を連想しました。