ホームズ対李書文

作者 梧桐 彰

ホームズだ、ホームズ以外の何者でもない。

  • ★★★ Excellent!!!

1897年、ロンドンで死んだ二人の清国人。
同時期に清国で殺された、二人のドイツ人。両事件には、どんな関係が?
ホームズを、依頼人が訪ねてくる。

武道の知識は皆無で、李書文も「誰?」状態ですが。
ドイルのホームズは短篇長篇全部読んでるはず。
第一話を読んで、度肝を抜かれました。
ホームズだ、どこからどう見てもホームズ本人が喋ってるよ!
ワトソンやレストレード警部も、何と言うか相変わらずで……。
二話ラスト辺りから、違う方向に度肝を抜かれますが。

○○対○○というのは、両者同じくらい格好良くないと面白くない。
この作品は、私が全く知らない李書文の凄さも存分に伝わってきて、楽しいです。
当時の英国人であるワトソンから見た、清国の置かれた状況に対する感慨も。
この時代背景で、英国人と清国人が協力し合うって凄いことだ……。

ポンコツ可愛いワトソン君が、とても良かったです。

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