白き子狐と秘伝の書

　『カオステラー』による想区の破壊を阻止するため、旅を続けていたエクス達四人。
　次の想区にはカオステラーの気配はないものの、何故か出現していたヴィランに襲われる妖狐の少年、常葉（ときわ）と出会った。
　常葉を救出した四人は、彼からある“お願い”をされる。

「お、お願いします！　あの妖怪さんから、一緒に『秘伝の書』を取り返してください！」

　自身の失態により、妖怪――ヴィランに持って行かれたと言う秘伝の書。そこには、妖狐に伝わる術などが記されていると言う。
　悪用される前に取り返すべく、常葉と共にヴィランを追いかけるエクス達。

　果たして、常葉は無事に秘伝の書を取り戻すことができるのか？
　そして、ヴィランが発生していた原因とは？