戦う代償に失う儚さ。結末を知って、わかっていて想いを貫く少年。ああ儚い、儚くて泣く。……、いいよよかったよ、中編としてきっちり終わらせてきた。妥協もなし。流石です。
永遠の19歳。(なぜ微妙な数字に振った) セカイ系ロボとか書くことにした。
突如現れ、何もかも消し去る未知の敵、少年はそれに対抗できる大きな力を手に入れる。しかし、その動力源が彼女の命だと知った時、彼が行う行動、それは————一筋縄ではいかない"等身大"の少年の心理がと…続きを読む
これぞまさしくセカイ系! 良い意味で、90年代後半テイストを醸し出している一作です。今作において、二人の繊細な関係性は、正体不明の敵〈イミューン〉と〈鳥巨人〉という存在を介して世界の命運に直結して…続きを読む
世界が、彼女が、自分が……災厄を目の前にし、もしそれを救う力が目の前にあるとしたら、自分はそれを振るえるだろうか?本作を読み、一番に感じたのはそういう心理的リアリティでした心君の心情に感情移…続きを読む
壮大なスケールの物語に対して「病床の少女とその恋人の少年」というモチーフ、マクロとミクロの世界観が相互に独特の雰囲気を作り上げていますね。読んでてリアルに感じた十代の少年少女の恋愛や、感覚の麻痺し…続きを読む
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