記憶と感覚の相違を突きつける美しい作品

技術の進歩によりいろいろなものが「削除」できるようになっても、「削除」し切れないものがある。
失ってもなお感覚として残るものが「生き物」にはあり、それはどれだけのテクノロジーをもってしても「削除」不可能なものだと再認識させられる。
それが「生き物」以外にも応用されるのだろうか、そんな今後を期待させるエンディングがいい。

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