すごくお洒落で洗練された作品ですね。それでいて心に残る・・・。
一瞬でその世界に吸い込んでしまう作者の描写のうまさに脱帽です。 デジタル数字と心拍数の加速が印象的。 今は存在しないその町へ心は旅をする。
想いはどこへ向かったのか?思い出を置いて進んできた現在、そんな刻を追い越して目の前へ現れる過去の思い出。目の前にあるのに…掴めない。
瞳を閉じて瞼に浮かぶ風景…それは幻なのか。二人が分かれて過ごした時間…それこそ瞼に映った幻想ではないのか。宇宙と大地の境目がぼやける中に、心地よく溶け込む過去の思い出。ツキヨノの響きが存し日の郷…続きを読む
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