beatmania
【登場話:レトロゲームと古本屋と】
〈beatmania〉
1998年 コナミ プレイステーション
アーケード版『2ndMIX』の移植作品である音楽ゲーム。
『DJシミュレーションゲーム』の名の通り、サンプラーを模した5つのボタンと、レコードプレイヤーを模したターンテーブルを用いて楽曲をプレイし、観客を満足させることが目的。
……なのだが、ゲームとして成立させるためにはそれだけではやはり物足りない。
高難易度になればなるほど、DJとはかけ離れた音楽演奏ゲームになっていった。
だが、そのゲームとしてのアレンジがゲーマーにはうけたのだ。
未だに続編がリリースし続けられ、派生作品にまで『BEMANIシリーズ』とつけられるほどの大ヒットタイトルとなる。
収録曲も、初期の頃はクラブミュージックが主流だったのが、ジャンルにとらわれない多彩な楽曲を採用していくこととなった。
しかし、どんなに新しい楽曲が出てきても、初期の楽曲が色褪せることはない。
そんな不思議な魅力を持っているのだ。
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