【登場話：ポニーテールとイカ】

〈ヴァンテージマスターポータブル〉

２００８年　日本ファルコム　プレイステーションポータブル

ネイティアル（精霊）を召喚できるネイティアル・マスター同士がヘクス（六角形）マップで戦う戦略シミュレーションゲーム。

ユニット同士のステータスや属性、向き、地形等によって相手に与えるダメージが決まり、クリティカルのようなランダム要素が一切ないため、プレイヤー同士の純粋な頭脳戦を楽しむことができる。

そのような性質のゲームのためか、本作のリメイクの元となったＰＣ版が発売されていたころには、大規模な大会（アジア大会）が開催されていたりもした。

リメイク版は、隠しキャラクターとして『英雄伝説VI　空の軌跡』のキャラクターが使える他は、ゲームシステムとしてはほぼそのままであり、単純に携帯機で楽しめるようになったというのが個人的にはうれしいものであった。先述した通り、元々が頭脳戦を楽しむゲームのため、システムの改変などは必要ないと感じているからであろう。