リアルバウト餓狼伝説

【登場話:格ゲー弱者たちのリアルなバウト】


〈リアルバウト餓狼伝説〉

1996年 SNK セガサターン


前年稼働のアーケード版の移植作品。

なにかと問題のあった前作『3』からシステムを一新。

初心者にもプレイしやすくなった良作。

2D格闘ゲームには珍しいリングアウトも取り入れられ、新たな駆け引きが生まれることとなった。


ストーリーとしても、それまでシリーズの中心となっていた、主人公のボガード兄弟とギース・ハワードとの戦いについに決着がつく、という、なんとも感慨深い展開である。

キャッチコピーも『さらば、ギース』であることから推して知るべし。


なお、当時のアーケード移植の格闘ゲームは総じてローディングが長い傾向があったが、本作はソフトに同梱された拡張RAMカートリッジを用いて対戦前のローディング時間を短縮。

アーケード並みとは言えないが、比較的テンポのよい対戦を可能としている。

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