一番の凶器は感情だ

人間の心は誰が思っているよりも壊れやすく、そして、一度壊れた人格はだんだんと暴走し始め最終的には取り返しのつかないことになる。大体の人間は人を殺した人間に対してこう聞くのではないだろうか
「なぜ殺したのか?」
・・・・と。しかし、これはあくまで僕の考えなのだがきっと人殺しに考えなんてないんだ。ただ、憎かったから。つらかったから。怒っていたから。
そんな不の感情がそんな取り返しのつかないところまで持って行ってしまったんだ。しかし、これはすべてが殺した側に責任があるのだろうか・・・
僕はこの作品を読んでそんなことを疑問に思った。
とてもしっかりとした内容が面白かったです。最後は「えっ」と声を漏らさずにはいられない展開に感動を超えた何かの感情が胸に飛び込んでくるようでした。とにかくすごかったです!
これからも頑張ってください。応援しています。

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