久々に星新一の現代版ショートショートを読んだ気分になりました。筆者のSF知識の基盤がしっかりとしていて読み応えのある内容です。
第2回カクヨムWeb小説コンテストSF部門読者選考1位!大賞なしという結果でしたが、鏡征爾さんから「にごろあまた」が好きと言われたのでうれしかった。よって、「…
『星流し』は、まさしくあの星新一さんの大きな穴に捨てるごみの話の宇宙版💫🚀です。
基本的なアイデア自体は決して目新しいものではない。それを短い尺で展開させ読者を引っ張っていくのがうまい。第三話など特にどっちに転ぶのかわからない可能性を保持したままラストまでもっていった。素晴らし…続きを読む
エコだの環境保全だのを考えるのはとても貴重なこと。けれど限度を超越して徹底的に追及すると、最終的には人間が環境の害悪と見做される可能性もある。そんな恐ろしい未来を描いた一作でした。けれどもエコを題…続きを読む
人工知能が生存本能に目覚めたりして、人類を粛清するという筋書きはよく見かけますが、環境保全のために、というのは初めて読みました。しかしながら、最近の人間の所業を見るにつけ、地球環境のためには、もしか…続きを読む
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