ラストで、ああ、そういうことかと納得! ぞわっとしますね。日常から、サイコパスの猟奇殺人鬼が顔をのぞかせた感じ。これだけ短い短編で、これほどの怖さの「オチ」にまで持ってこれるのは、素晴らしい。
黒澤伊織です。旧ペンネームは山野ねこ。出版するときに、なんか作品とそぐわない名前だったので、重めの名前に変えました。 作風としては、社会派の小説が多いです。…
途中までは見ていて微笑ましい光景だが、最後に何のバチがあたっていたのかがわかった瞬間から今までは話が全然違って見える。
テンポよく進む男女の会話。ハイテンションで、コメディちっくで、くすりと笑えて、――そこからの落差。やられました。気持ちが良く落とされました。これは是非、レビューに目を通す前に読んでほしい作…続きを読む
終盤まで続くハイテンションな掛け合いに腹を抱え、最後の彼の一言で笑いが固まります。
彼に善悪の判別が付かないんじゃあ、しょうがないですね!そんな風に笑って許してしまえそうな、特異体質コメディでした!
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