タイトルに「妄想」の2文字を入れる事で、良い意味で、読者を惹き込んでいますね。内容も、タイトルに負けじと、上手に着地しています。マット体操の跳躍後の着地みたいです。
1作目である”時のロープ(旧題)”という小説の骨格であるタイムパラドックスの矛盾を解消する理屈は仕事の関係で思いつきました(時間移動の仕事はしていません)。 …
都会のオフィスビルで働くOL早瀬まどか。そんな彼女がエレベーターで二人きりになったのはたまに見かける憧れの君。このチャンスを逃すまい。でもどうすれば良い?そんな彼女の妄想たっぷりのシミュレーシ…続きを読む
男女共に、そういう妄想はするのでしょう。良い意味で裏切られた感ありました、狭い空間だからこそのドキドキ感や都合の良い妄想のテンポが面白かったです。
そっちなのね。そっちかぁ。そっちだったかぁ。
ひねくれ者なのでいつものようには騙されないぞと意気込んで読んでいましたが、やられました。妄想とリアルのシームレスな表現手法と展開の妙がなせる(意識してても騙される)テーブルマジックのような一編でし…続きを読む
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