嘘が嘘をよんで・・・どこまで転がっていくのだろう。

 小さな嘘をつくことで自分を守ることを覚えてしまった少女が、その嘘に追い詰められていく葛藤が細やかに描かれています。
 嘘はいけない。誰でも知っているけれど、多かれ少なかれ誰もが通過していく道でしょう。彼女はそれが人より少し多くて、自分自身でそれを自覚していた。
 そして自分自身についていた嘘。
 驚きの結末へ。

 はらはらしながら読みました。ああ、もう、どうするのよ? って。
 さあ、結末を読みに行きましょう。

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