ただの底辺物書き。
少女が好きな少年に興味をひかせるために嘘をつく話です。何気ない日常の中、彼女がいかにして彼の気を惹こうとしているのかを想像すると、全てが許せてしまいましたwそれはきっと好きなものに対しては皆…続きを読む
他人だけでなく自分にすらも嘘をつき続けて、それで前に進めなくなって。でも、ほんの少し、自分に素直になれば。素直になった分だけ、前に進める。それを教えてもらえたような気がします。
心理描写も巧みだが、舞台、背景の設定、人物の立ち回り。全てに無駄を感じないストーリー。 主人公の少女に起こった、数々の出来事。その叙述トリックには「やられた」と思いました。
緊迫感のある文体にとても好感を持ちました。本当にとてもいいと思います。これは良いたとえか、どうかわかりませんが、若くして芥川賞を受賞された女流作家のことを思い出しました。たとえば「職員室は少しタバ…続きを読む
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