勇者の系譜、ここにあり

　スーパー系ユニットで某ゲームを楽しむかのような作品、勿論、加速・必中・熱血・気合・不屈と共に。何なら、努力と幸運も付けておくか。
　ワクワクするね。さあ、敵に突っ込もう！

　勇者まさに、このひと言に尽きる。

　どこまでも真っ直ぐで眩しいほどの主役、その王道的ポジションもさることながら、脇を支えるサポートメカもツボを心得たもの。
　敵役も適役、コミカルなキャラクター性にどこか憎めないながらも強敵感がひしひしときます。
　アイザックのマッドで、どこか間の抜けた立ち回りも魅力的でした。

　ここまではロボとキャラのお話。
　もっと世界の作り込みや組織回り、作品全体を通してみた完成度を仕上げて欲しい気もします。もっと良くなる作品だと信じます。

　軽快に楽しく読ませて頂きました、ありがとうございます！