人は誰しも戦争に加担し、その被害者でもある――。そんな人々の群像劇です。終わらない戦争、加速する軍事介入、そして謎めいたスーパースターの死。全てがラストに向かって集約していきます。
★新刊 12/15発売! 【タイトル】黄泉平良坂骨組堂 【定価】748円(本体680円+税) 【発売日】2023年12月15日 【サイズ】文庫版 【ページ数】…
戦争は麻薬。いとも容易く摂取できる、合法的な麻薬です。僕達は、地球の反対側で昨日何人が虐殺されたかを知る事ができる。僕達は、それがどういう経緯で起きた争いなのかをニュース番組というフィルター越…続きを読む
最初このお話を読んだ時、何故か胸が痛くなり、三話で読むのを中断してしまいました。今回、レビューを書くにあたって、もう一度、一話目から読み直しました。その結果……、何とレビューを書いたものか、今も…続きを読む
群像劇、特にアマチュアの作品にはあまり触れてきませんでした。どうしてもまとまりが悪く、主題がうまく表現されていないものが多くて。そんなわけで、本作も映画「バベル」を観て影響を受けたんだろうかな、…続きを読む
答えはもちろん、物語の中に。ただ一人の男の死が、世界中のいろんな立場の人たちの心を揺らしていく――という、群像劇。個人的にはリーリヤの物語が、日常的で残酷で清らかで好きです。読み通すのに、時…続きを読む
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