優しくて温かい、珠玉の現代ファンタジー。御伽術師という惹かれるワード、青春×和ファンタジーというキャッチフレーズに心くすぐられて読み始めれば、想像以上に読み応えある素敵な世界が待っていました。…続きを読む
学校の閉塞感、進路に迷う学生、友人の近親者の死。題材自体は、シリアスな学園モノでよくあるものかもしれないけど、その「シリアスさ」みたいなものを読者に押し付けない。それはきっと、花弁や雀が最…続きを読む
おとぎ話の「花さかじいさん」の末裔という始まりから、花葬に焦点を当てた本作品。 主人公とヒロインのとの恋模様が描かれると思いきや、事態は急変し…… 途中の子供と同じような感想になってしまいます…続きを読む
灰を花に変えてしまう力をもった主人公。亡くなった人の灰を花に変え、死者を見送る――人の死や葬儀を題材とした作品はいくつかありますが、灰と花咲かじいさんのおとぎ話と結びつけるという着想は新しいも…続きを読む
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