七年目の記念日

作者 蒼山皆水

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★★★ Excellent!!!

ひと言で言っちゃいますと、この作品は叙述トリックです!

主人公はいっしょに暮らし始めて7年めになる、世界でいちばん愛してる“真波”さんが、今日っていう記念日を忘れてないかなと不安でたまりません。
お風呂は気持ちいい。ハンバーグはおいしい。でも、主人公のはやる気持ちは募るばかり……
というのが物語の起と承の部分。

1345文字のショートショートなので、この次はもうどんでんが返ってオチになるのですが、
いや、やられます。

すばらしく綺麗に落とされて、見事にだまされるんですよ。
これ以上は謎が解けちゃうので言えませんけれども、ムダを極限までそぎ落としたソリッドさがなによりの魅力です。

トリックを成立させるには、たったひとつのしかけがあればいい。
そんな基本的でなにより大切なことを、たった3分で教えてくれる良作ですよ!

(必読!カクヨムで見つけたおすすめ5作品/文=髙橋 剛)

★★★ Excellent!!!

ファ・・・!?
掌編の極みここにあり、な作品だと思います。
やられたまらん!ですね。

エディマザがごっちゃになったコンもあるせいなのかなあと深読み。
しなくても二度読みで二度美味しいハンバーグでした。
二回目は胡椒が利きすぎて吹きますわそりゃ。
でも僕はチキンステーキが好きです←

Good!

書き始めこそ推理物?サスペンス?ホラー?ヒューマンドラマ?単なる恋愛小説?ほっこり系?等、色々と想像しましたが、読んでいくうちにあれ?と。
そしてクライマックス!
「あー!なる程!」とwww
洞察力の鋭い人はすぐに察するのかもしれませんが、響さん等は最後の一文を読むまで”その事”気付けず、再び最初から読み直しました。
お見事です!