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概要
まるで透明人間を共に旅をしているような謎の老紳士は・・・
老境近い夫婦が幻想的な西表島に旅行する。旅先で出会ったは不思議な老紳士はいつもひとりでいる。ひとりで食事をし、ひとりでプールサイドに座り、ひとりでカヌーに乗る。そのたびに、彼の横にはまるで透明な人がつきそっているかのように、もうひとり分のグラスが置かれ、バスタオルが置かれ、カヌーは一人分が空席である。奇妙に思った主人公は・・・
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