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  • 適当もいい加減もふさわしいの意味が本来かと思うのですが、じゃあ、いわゆるテキトーやイーカゲンに当たるいい加減な語があるかというと、ぱっと出てこなくて独り悶々としたことを思い出しました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    悪い意味の方の適当といい加減は、類義語はあってもそのまま言い換えられる言葉というのが、実はパッと浮かびませんよね。
    だからこそ、よく使われる言葉なのでしょうね。


  • 私の場合、きちんと自分の意思で先を見据えてからの行動に「徐に」がつく場合が多い気がします。実際速度より優先する感覚としてですね。「闇雲に」と対になるイメージですが、あくまで私の場合です。

    「やおら」は使ったこともないし、聞いたことも読んだこともないのでおそらく大分死語でしょうかね。


    言葉って面白くてほんとハマります。素敵な沼をありがとうございます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    「徐に」は元々は「ゆっくり」という意味の言葉から始まって、「落ち着いて」というニュアンスが付加された経緯があるようですね。
    「落ち着いて」というのは「思慮深く」とも近い意味ですし、「慌てて」の対義語とも言えるので、「闇雲に」と対のイメージ、というのは言い得て妙に感じます。

    やおらは、古典にも出てくるような古い言葉(本来的には「静かに、そっと」)ですので、書き手がどういった物を今までに読んできたかで、出現率が変わってくる印象です。
    私自身も殆ど使いませんが、好きな作家さんの中にはやたらと使いたがる方もいらっしゃいます。

    言葉の選び方というのも、作家としての個性に関わる部分なので、これも一つの「沼」かもしれませんね。

  • 文章を書くとき、『ナルシスト』と書くべきか、『ナルシシスト』と書くべきか迷ってしまいます。正確には『ナルシシスト』なんでしょうが、むしろこう書いたほうが間違っている。もしくはイキっている(いったそばから方言表記ですいません)ような感じがします。一応現在は『ナルシスト』と書いて使っています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ナルシシストについては、私も入れるかどうか悩んだ単語です(16/9/23近況ノートを参照)。

    実際の使用率ではナルシストの方が高く、辞書でもナルシシストの語釈の中でナルシストにも触れている物が多いので、取り扱いは微妙になるなぁ、と。

    私は、会話の上ではナルシスト、ある程度お堅い文章ではナルシシストと区別して書くようにしています。
    小説等で考えると、地の文やインテリな登場人物の台詞ではナルシシスト表記にする、とかでしょうか?

  • このセクションの話でいうと……

    修業/修行
    予言/預言
    追求/追及/追究

    あたりの使い分けで迷っている方が
    しばしばいらっしゃるようで。

    作者からの返信

    原義にあたれば迷わないのでしょうが、PCやスマホで漫然と文章を打っていると、ふと「あれ、どっちだっけ?」となってしまいがちですね。
    修業に関しては、「宗教者のように必死な気持ちで」というニュアンスであえて「修行」を使っている方も多いのでしょうが、修業の方を知らない方が見ればそのまま誤解も定着するでしょうね(私もよく修行の方を使います)。

    予言と預言も、預言は宗教用語なのでそちらに多少の知識があれば判別は付きますが、案外と知らない方もいらっしゃるようで。まあ、こちらは字面で判断も付きそうですが。

    追求/追及/追究に関しても、それぞれ「求める」「及ぶ」「究める」という言葉の意味を考えれば、自ずと使い分け出来そうですが、「追及」については字面だけだと「追いつく」しか読み取れない可能性もあり、悩む方はいそうですね。

  • 完全に「〈的を射る〉が正しい! 〈的を得る〉は誤用!」って決め付けてしまっていました!
    深いですね......。深くて底が見えないです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    言葉というものには、こういった「正しくはないが間違ってもいない」表現がたくさんあって、本当に「底なし沼」な世界なのだな、と実感します。もちろん、だからこそ楽しいし奥が深いのですが。