「殺して」 それが幸せと信じる奇妙な恋。

ヤンデレでした。
好きな人に殺してもらうことが幸せ、と恋した彼に告白する白原さん。
その告白に戸惑いながらも彼女を好きになる荒西くん。
好きな人に殺して欲しいという彼女の恋は奇妙だと思いつつ、殺すかどうかを悩みながらもそれを完全に否定せずに付き合う彼の恋も奇妙だと思いました。
そんな告白をされたら、自分なら多分逃げてしまうと思うのです。
拒絶しなかった彼は、優しいからなのか、彼女への思いが強かったからなのか……。

でも、最後の白原さんの決意に対して荒西くんはどう思ったのだろうと心配になります。

病んでるのが好きなので、なかなか楽しめた恋のお話でした。