いかに人は、自分『だけ』の視点で、物事を見てしまっているのか――

小説とは、誰もが耳にしたことがある社会問題とか、既存のテーマだとかを取り上げていてはダメで、『作者』自身が、『その人』の視点で感じたことを、読者に『気づかせる』必要がある――


と、いうような文章を読んだことがあり、その時は、なるほどなぁとか思っていたのですが…


この作品の最後の一文は――、
まさに、自分では到底思いつかないような、『新しい視点』に気づかされました。
感動。

その他のおすすめレビュー

音乃色助さんの他のおすすめレビュー108