エッセイのようで、詩のようで。

 最初から最後まで一息で読んでみると、最初はエッセイのように感じたのですが、いつの間にか詩のように感じました。この感覚はとても不思議で心地良く、このレヴューを書かせていただいている間も、ふわふわしています。
 小生が気に入ったのは、二人で異国の話をしようと提案する部分でした。お互いに12話ずつ話すから、倍の時間がかかるけど、それもいいねという素敵なやり取り。国名を見ていると、何故か旅に出たくなりました。おそらく小生もこの国々の「お話し」を話したり、聞いたりしたくなったのかもしれません。

 是非、御一読ください。

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