まず、これまでにない作品であること。これは1ページ目で分かります。それでいて、文章は自然で、違和感なくその世界に入り込めること。近未来フィクションとして、現実の問題としっかりリンクしています。そして、このサイトに合った、読み切り形式となっていること。空いた時間に、一話ずつ読むことをお勧めできます。
惜しむらくは、疑似科学となってしまっていることでしょうか。あともう少しだけ(2010年代後半の水準で)厳密に科学的であれば、完璧に秀逸なSFであったように思えるので、そこだけがちょっぴり惜しい。ゲ…続きを読む
何をもってSFとするか、は色々な定義が好き勝手になされてます。皆読みたいSFを正当化する定義を立てるんですよね。その中で私が一番好きな定義が「現代の科学技術及び理論の延長線上にある科学によっ…続きを読む
本作はゲーム業界を取り巻くいかにもありそうな未来技術の着地点予想と妥協や誤算、または粗末な打算や偶然から生じる人間由来のおかしみを俯瞰で描き出しており、まさに読者を2XXX年のゲームキッズの気分に浸…続きを読む
こんなありきたりの表現で非常に遺憾には感じる。ただ、最初に感じたのは紛うことなく「マジで面白い」だった。どう面白いのかは悔しいから全く紹介しないので、一語一句余すところなく読み、最後の一滴まで味…続きを読む
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