こんなありきたりの表現で非常に遺憾には感じる。ただ、最初に感じたのは紛うことなく「マジで面白い」だった。どう面白いのかは悔しいから全く紹介しないので、一語一句余すところなく読み、最後の一滴まで味わってもらいたい。ただ、本当に面白いものは究極的に『俺に免じてこれを遊べ(読め)』としか紹介できないことを再確認させられるのが、万物のレビューの根本的問題だと再確認させられた一作。
架空のゲームレビューがこれほど素晴らしいSFになるとは。気づけば一気読みしてました。なんじゃこりゃ。文章の運びといい中身といい、語られているゲームに対しての語り手の想いがズンズン伝わってきて、さっ…続きを読む
本作はゲーム業界を取り巻くいかにもありそうな未来技術の着地点予想と妥協や誤算、または粗末な打算や偶然から生じる人間由来のおかしみを俯瞰で描き出しており、まさに読者を2XXX年のゲームキッズの気分に浸…続きを読む
未来から過去としての現代、近未来を見るというアイデアは時々見る。しかし、この作品は、それを超越した面白さを生みだしているといえる。さりげなく描写される未来の世界。VRゲーム、SNS、そのほか様…続きを読む
この作品は、世界で最もゲームを愛している人物によって書かれた、ゲームに対する愛の物語である。最も、と言うのは誇張でも宣伝文句でもない。作者は実際に、世界中から、数多くのゲームを買い集め、楽しんで…続きを読む
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