こんなありきたりの表現で非常に遺憾には感じる。ただ、最初に感じたのは紛うことなく「マジで面白い」だった。どう面白いのかは悔しいから全く紹介しないので、一語一句余すところなく読み、最後の一滴まで味わってもらいたい。ただ、本当に面白いものは究極的に『俺に免じてこれを遊べ(読め)』としか紹介できないことを再確認させられるのが、万物のレビューの根本的問題だと再確認させられた一作。
退廃的な近未来に起きた出来事を、未来人の、それも何の変哲もないゲーマーの視点から語るこの話は、むしろ真にサイバーパンクなのではないか?という疑念は絶えない。
未来から過去としての現代、近未来を見るというアイデアは時々見る。しかし、この作品は、それを超越した面白さを生みだしているといえる。さりげなく描写される未来の世界。VRゲーム、SNS、そのほか様…続きを読む
ゲームソフトの流通は、これまでの店頭販売からDL販売、果てはクラウドゲーム(覚えてます?)とルートが増え、ファーストや倫理団体のチェックを受けない物も数多くなり、消費者にはあまりよろしくない「低評価…続きを読む
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