SF作家への並々ならぬ憧れを胸に、彼らは言葉のマシンガンを発射する

SF作家に憧れを持った者たちが、自分の言葉を中二病のようにこじらせ、読者を高度に発達したSFワード世界に引き込んでいく。
もしかすると自分はこの作品に登場する人物たちの会話内容を一割も理解していないかもしれない。ミニガンのように発射される言葉の弾丸を一つ一つ拾い上げて、該当する意味を見つけていくのは難しい。
それだけ、この作品は圧倒的な連射力と威力を誇る。

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