概要
「先生、キャッチコピーなんて放っておいて、早く書いて下さい」
締め切りを間近にして、原稿の三分の二以上が白紙という憂鬱極まりないを迎えた、とある駆け出しの作家。
そんな彼の担当編集者は――原稿を落とすことは許さない、ミニマムでとっても変わり者の女性だった!
※Pixiv・小説家になろうでも投稿予定です。
そんな彼の担当編集者は――原稿を落とすことは許さない、ミニマムでとっても変わり者の女性だった!
※Pixiv・小説家になろうでも投稿予定です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「ジョークです」の連発が心地いい
締め切りぎりぎりの作家の元に押し掛けてまで原稿を書かせるヒロインと、担当作家の一泊二日のお話。
「ジョークです」という言葉を添えて突拍子もない行動をしつつ、チラ見せするかのようにさりげなく主人公への興味・好意を見せるヒロインに、読者も彼女に対する好感度が上がると同時になにを考えているかわからなくてやきもきした気分を味わうことができるでしょう。
「……ジョークじゃありませんから」が本心なのか冗談なのか。主人公にだけ向けられたののかそうでないのか。
冴子さんに関する描写が必要最小限に抑えられている効果のおかげで、10000字ギリギリの短編の中には様々な可能性が残されています。