「短い文章の中に全てがある」そんな物語でした。正直作中に頻繁に出てくるフレーズが好きではなかったのですが、この物語を読んで好きになってしまいました。
俺も同じ様に今を生きている。『死ねば良いのに』とは言われなかったから少し羨ましく思いました。
簡単には口にしてはいけないけれど、最近よく耳にする。形骸化されたその言葉に真剣に向き合う主人公。最後の一言には想いを重ねずにはいられません。
「死ねばいいのに」と言われてそうそう死ぬ人はいない。ごもっとも。「死ぬほど苦しい」だけどそれで死ぬ訳じゃない。ただの副助詞で比喩表現なんだから。死ぬほど苦しくて、そう約束したにもかかわらず、そ…続きを読む
短い話の中に流れの経過を感じで、心にぐっと刺さりました!最後まで読んで、ふと物語のストーリーを追うと人生があってすごい!
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